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一口に「レンタルサーバー」と言っても、その内容は千差万別。
どのサーバーを選ぶかは迷うところですね。
そこで、この記事では、レンタルサーバーを選ぶ時に、最低限知っておきたい5つのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。
ポイント1:安いだけではダメ!
それなりのサーバーは、月額1,000円から5,000くらいはかかります。
もちろん「初めは安いところで」と言う考え方もありますが、サーバーの性能が原因でいつまで経ってもアクセス数が延びないのは、ちょっともったいないですね。
いくつかの候補の中から、サーバーの性能(例えばCPU等のデータ)を比較して、より性能が良いサーバーを選ぶのも、選択肢の一つです。
ポイント2:WordPressが使えること(PHPバージョン注意)
近年、多くのレンタルサーバーには、「WordPress(ワードプレス)の自動インストール機能」が備わっているものが多くあります。
特にこの手のプログラムの設定やインストールに不安がある方は、こういった機能があるサーバーを選ぶことをお勧めします。
また、2019年11月現在、PHPの最新バージョンは7.3.XXです。
レンタルサーバーの中には、未だに5.XXというバージョンもあるようですので、このあたりもしっかり確認してください。
ちなみに、バージョンは新しければ新しいほど(数字が多ければ多いほど)表示速度が早くなるので、SEO対策(*1)にも効果があります。
*1:SEO対策=キーワード検索で上位表示させるためのテクニックです。
ポイント3:管理画面が見やすいこと
ここ、結構重要です。
「レンタルサーバーに申し込んだは良いけど、使い方がさっぱりわからない」ということでは、後で困ってしまいます。
レンタルサーバー屋さんの中には、「1週間無料お試し」などと言ったサービスもありますので、そういうので一度試してみるのも良いですね。
ポイント4:容量や転送量に注意
「容量」はヤカンの大きさ。
「転送量」は、ヤカンの口の大きさです。
それぞれ制限がある場合があるので、注意してください。
「容量」については、特に、WordPressはそれ自体が結構なサイズで、さらに、設定にもよりますが、1つの画像をアップすると、自動的にいくつかのサイズの画像を生成して、勝手にアップしてしまうので、思ったよりも容量がかさみます。
「転送量」については、ブログの人気が出て、多くの人が見に来てくれると、その分、サーバーから配信するデータの量が増えます。
ページの作り方や重さにもよりますが、PV(ページビュー)が1日あたり数万PVとか、十数万PVとかになってくると、レンタルサーバー屋さんからデータの制限を受ける可能性も出てきます。
初めから気にすることもありませんが、レンタルサーバーを選ぶ時の目安の一つとして、知っておいてください。
ポイント5:https(SSL)が利用できること
これ、最近かなり大事になってきました。
Googleは「SSLをえこひいきします!」と公言しています。
以前は年間で数万円以上必要でしたが、最近はレンタルサーバーの設定だけで無料サービス!なんてところもありますので、確認して、SSL暗号化通信が使用できるサーバーを利用してください。
(SSLを通して表示されるWEBサイトは、URLの頭が「http://〜」ではなく「 https://〜」になります)
ポイントは以上です。
まぁ、これも「イヤになったらお引っ越し」ができるので、髪の毛が抜けるほど考え込む必要はありませんが、
「どーれーにーしーよーうーかーなーてーんーのーかーみーさーまーのー・・・」
で選ぶよりは、ポイントをおさえた方が良いはずです。